コルヌとは何か

「コルヌスパイラル」とは、キュウリのつるが延びて支柱に巻きつく曲線を数式化したもので、フランスの科学者コルヌ(1841~1902)が最初に提唱し たと言われています。曲率が曲線に沿って測った長さに比例して増加又は減少し、その曲率の変比率が一定となる曲線で、土木用語では「クロソイド曲線」又は 「緩和曲線」と呼ばれており、高速道路やジェットコースターなどに使用されています。

コルヌスパイラル

コルヌスパイラル

高速道路(イメージ)

高速道路(イメージ)

ジェットコースター(イメージ)

ジェットコースター(イメージ)


新歯形歯車 コルナックス®ギヤ

基本歯形にコルヌスパイラルを応用して、歯元強度及び歯面強度に優れ、より静かで耐久力の有る歯車「コルナックス®ギヤ」を開発しました。「コルナックス ®ギヤ」は、従来のインボリュート歯車との互換が可能です。従って、歯車装置の軽量小型化、長寿命・低騒音化を実現し、「次世代の新歯車」として環境負荷 を軽減し、広く国際社会に貢献する歯車です。

インボリュートギア(従来品)とコルナックス®ギア(新歯車)の比較

インボリュートギヤ(従来)

コルナックス®ギヤ(新歯車)


コルナックス®ギヤの特徴

  1. 歯元の歯厚が大きくとれる
  2. 凹面と凸面の噛み合い
  3. 転がり接触に近い
  4. アンダーカットの発生を抑えられる
  5. 極少のバックラッシュでも円滑な回転

コルナックス®ギヤの期待できる効果

  1. 歯元強度向上
  2. 歯面強度向上
  3. 耐摩耗性向上
  4. 少歯数・小型軽量化
  5. 低騒音化